ダイエットしようと決めたら今の自分の体形を写真に撮ったり、体重を測ったりしませんか?
家計を改善しようと思ってわたしが始めにしたのが、その時点での自分の財産をプラスもマイナスも含めて確認することでした。
バランスシート、と聞くと難しい気がしますが内容はとってもシンプル。
自分の持っているプラスの財産(資産)とマイナスの財産(負債)を一覧にすればいいだけです。
この記事では、バランスシートの作成方法と作成に役立つツールを紹介します。
この記事の内容
- 家計のバランスシートとは何かがわかる
- 家計のバランスシートの作成方法がわかる
バランスシートとは財産のスクリーンショット
バランスシートは通常会社のお金の状況を確認するために作成されるものです。
ある時点(例 : 2xxx年12月31日)で、その会社がいくら持っていて(資産)、いくら借りているか(負債)が一目でわかります。
家計のバランスシートは3つにわけて考える
資産=プラスの財産
例:自分の預貯金、株、投資信託、債券など
プラスの資産すべて確認する必要があったので、わたしは使っていなかった銀行口座などもすべて確認し、不要な口座は閉鎖しました。
負債=マイナスの財産(借金)
例:クレジットカードの支払、奨学金、住宅ローンなど
負債には家のローンなどだけでなく、クレジットカードの支払なども含まれます。
わたしは毎月バランスシートを確認するようになり、クレジットカードの支払でいくら貯金があってもクレジットカードの支払がある分資産がマイナスになっていることに気づきました。
クレジットカードは借金なんだ、と気づいてからなるべくデビットカードで支払をするようにし、クレジットカードを使うときは引き落とし口座に支払額分のお金を移すようにしました。
純資産=プラスの財産-マイナスの財産
自分が持っているプラスの財産からマイナスの財産を引けば純資産がわかります。
純資産が今マイナスでも大丈夫!
バランスシートを作成して、自分の現在位置を確認できればいいのです。
どうやって作成すればいいの?
ズボラなわたしは家計簿アプリを活用しています。
マネーフォワード(スタンダードコース)なら、自分の預貯金口座や証券口座を紐づけることで自動的に資産と負債の金額を出してくれます。
ブラウザでみれば、バランスシートも簡単に確認することができます。
自分の口座とアプリを紐づけるのはちょっと…という方は手書きでもOK!
ノートにプラスとマイナスの財産一覧を記入してバランスシートを作成しましょう。
バランスシートで自分の現在地を確認しよう
バランスシートはその時点での自分の財産のスクリーンショットです。
最初は口座の情報を集めることが、大変で面倒なのですが、すべて確認することで自分の現在位置を把握することができます。
家計管理の目的は1円でもいいので純資産を毎年増やしていくこと。
できれば1カ月、少なくとも1年に1回は確認するのがおすすめです。